酒部 佳直

さまざまな意見に柔軟に向き合えるようになり、新しい自分を切り拓けたことを実感。
やる気と向上心があり、常にポジティブに取り組めるような人は、 新しい自分を切り拓き、活躍できる環境だと思います。

酒部 佳直

代表取締役 社長

これからの酒部建設が、目指しているものについて教えてください。

私たちが次に目指すのは“まちの便利屋さん”です。もともと大工であった先々代が創業した弊社は、技術者ならではの厳しい目線で品質の高さを守り続け、長年、地域の方々からご支持をいただいてきました。だからこそ次に私たちが目指すのは、今まで通り官公庁施設や大型商業施設など、地域に根ざした建物の建設に貢献しながら、今まで以上に地域の皆様に貢献できる会社です。技術の高さで信頼いただいている弊社がさらなる成長を遂げるためには、社員一人ひとりが成長し、サービスの質を高めることは欠かせません。かゆいところに手が届く人や、困った時、最初に顔を思い出す人。建設業を通して、そんな“まちの便利屋さん”になろうと、地域の皆様と密接な関係づくりを目指しています。

社員の幸せづくりのために、力を入れていることはありますか?

地域とともに成長を続けてきた酒部建設ですが、社員の存在なしに、これまでの発展はあり得ません。そのため現在、全員がより長く幸せに働ける会社を目指し、労働環境の整備や福利厚生の充実といった“働き方改革”に挑んでいます。もちろん仕事に妥協を惜しまない姿勢はそのままに、“体を使わず、頭を使う”というテーマのもと、作業の効率化と労働時間の短縮に尽力。これまで通り、年3回のボーナス支給を継続しながら、福利厚生など待遇面のさらなる充実にも挑戦しています。

酒部建設の社員には、どのような人が多いですか?また、どのような人が活躍できると思いますか?

酒部建設には、まじめで責任感が強い社員ばかりです。やる気と向上心があり、物事に対して常にポジティブに取り組めるような人は、新しい自分を切り拓き、活躍できる環境だと思います。たとえば昇格者を決める会議では、推薦制度を採用するなど、やる気のある人は、どんどん上を目指せるチャンスがあります。また、バーベキューや社員歓迎会など、要望のあった社内イベントはすぐに実現するようにしています。社員同士の仲が良く、風通しの良い社風も自慢です。

社長ご自身は、どのように新しい自分を切り拓いてきましたか?

厳格で間違ったことが嫌いな父の背中を見ながら育った私。不思議と建設業以外の道を考えておらず、社会に出てからは他社で修行を積みました。酒部建設に戻ってからは、兄(現・CEO)と私で、建築現場や営業など建設業に関する一通りの部署を経験。また青年会議所など異業種との関わりを持ったことで、自分自身の視野が広がりを感じました。こうした内と外での経験から、さまざまな意見に対して柔軟に向き合えるようになり、新しい自分を切り拓けたことを実感しました。